KCCの日本人留学生6人に1人が英検で入学
■ハワイ留学で語学力証明として認められる英検■
米国で最も多くの日本人留学生を受け入れているハワイ州の「カピオラニ・コミュニティカレッジ(Kapi’olani Community College)」で、日本人留学生の約17%、約6人に1人が、「公益財団法人 日本英語検定協会(英検協会)」が実施・運営する「実用英語技能検定」を活用して入学していることが、KCCの調べでこのほど分かった。
今年5月の夏コース入学時点で、KCCに入学した日本人留学生は約280名。そのうち、ハワイロードからの入学生を含め、実用英語技能検定を活用しての入学者は47名だった。
KCCでは2006年1月から、米国で初めて英検を入学のための語学力証明として採用。その基準は、ESOL(注1)クラスは高校中級以上の準2級以上、ESOLの受講を必要とせず正規授業への参加が認められるのは2級A(注2)以上の取得としている。
■KCC留学(入学)基準
◇認定級:準2級・2級
詳細:ESOLクラス
(注1)ESOLとは、English for Speakers of Other Language Programの略。英語を母国語とする学生と一緒に正規授業を受けることのできるレベルまで英語力を向上させるためのクラス。
◇認定級:2級A以上
詳細:正規授業への参加が可能
(注2)2級Aとは、2級の1次試験(RL筆記試験)を約75%以上の正答率で合格していることを表す。
「実用英語技能検定」は、語学力証明資格として、現在、米国、豪州、カナダ、ニュージーランドなど、海外の約400の教育機関で認定されている。
◎カピオラニ・コミュニティ・カレッジ(Kapi’olani Community College)
住所:4303 Diamond Head Road, Honolulu, HI 96816 USA
該当ページ:hawaii-road.com/school/kcc