ハワイロード

GW動向は3年連続ハワイが1位

■エイチ・アイ・エス(HIS)は海外が好調■

 ゴールデンウィーク期間(4月24日~5月6日)の予約動向をエイチ・アイ・エス(HIS)が発表した結果、方面別で人気の海外旅行先はハワイが3年連続で1位になった。家族旅行を含む、全世代でハワイが1位を占めた。また、2位は昨年同様台湾で、3位はグアム、4位はソウル、5位はバンコクだった。

 今年は最大で12連休となる日並びの良さや、燃油サーチャージの下落などで、海外旅行は前年比では好調に推移」(HIS関係者)しており、送客数も増加したという。長距離方面は追い風傾向にあり、ハワイや米国、豪州方面が好調。欧州については、国際情勢などの影響で落ち込む予想だったが、前年並みに留まった。

 HISによれば、今年は国際関係の影響で低調だった韓国や中国は復調傾向にある。韓国は前年を上回っており、中国もここ3年で最も予約数が多い、という。また、政情不安などで昨年は落ち込みを見せたタイは、昨年を大幅に超える予約で回復基調にある。

 出発ピーク日は5月2日で、HISによると需要動向を見据え、ビーチリゾートを中心にチャーター便を多数設定した効果もあるという。2日は全方面で昨年を上回った。なお、満席で完売した便もあるが、まだ空席もあり、今後も需要の積み増しのチャンスはあるらしい。

 このほか、4月の出国ピークは4月29日で、欧米方面への旅行者が多い傾向にある。また、5月1日から3日についてはハワイやグアムに加え、アジアの都市を中心に予約が多い。

◎HIS

ウェブサイト:www.his-j.com/tyo/tour/hawaii