行きたい海外旅行先は「ハワイ」が断トツ1位
■日本における海外文化の人気トレンドレポート■
最も行きたい旅行先として「ハワイ」と答えた人が26.1%を占め、断トツの1位という結果だったことが、ニュースやランキング、芸能人情報などを提供するオリコンが20代から50代の男女800名を対象に、昨年末に行った意識調査から明らかになった。ハワイ人気について、オリコンでは「以前は円高で安いからハワイに行く」という旅行者が多かったが、最近は「ハワイが本当に好きだから行く」という人が増えた、と分析している。
オリコンで「日本国内で盛り上がりを感じる海外文化」について調査したところ、「ハワイ」と答えた人が19.4%で、「アメリカ本土」の20.8%に僅差で続く2位だった。
ハワイの人気のお店が相次いで日本へ出店。店舗だけでなく、食のメニューでもパンケーキ以外にアサイーボウルやロコモコ、ピタヤボウル、ハワイアンビールなどが注目を集めている。今のハワイアンブームを支えているのは、ハワイの食文化が一端を担っているようだ。ちなみに、人気のハワイ関連の食では、1位「パンケーキ」、2位「ロコモコ」、3位「ハンバーガー」がランクインした。
米国をはじめ、英国やフランス、イタリアなど、戦後の日本は様々な海外文化を受け入れ、時にはブームを巻き起こしながら、自分たちの生活に取り込んできた。韓流ブームも落ち着いた今、次にどこの海外文化がブームとなるか? というと、2015年の生活や消費トレンドを占う上でも、見えてくるのが、ハワイブーム。今年は、さらに加速し、本格的なハワイブームが起きそう、という。
ハワイ州観光局では、「今年はハワイの食文化が本格的にトレンドになるのでは? と見ている。最近では、パンケーキ以外のメニューも増えてきており、ハワイに関連した食のブームが巻き起こるのでは、と予測している。中でも、注目は「ハンバーガー」。パンケーキやロコモコと違い、アメリカンフードのイメージが強く、パイナップル入りやロコモコ風など、独特のハワイアンバーガーが新鮮味を持って注目を高めそうだ。なお、2月には、同観光局が初めて公認する「ハワイ飯」が大手外食チェーンから登場する予定。