年末年始の海外旅行1位はハワイ
■ビジネスクラスの利用客もアップ■
年末年始の旅行方面別ランキングを日本旅行業協会がアンケート調査した結果、海外旅行の1位にはハワイが定位置を占めたことが17日までに明らかになった。2位、3位は、台湾とグアムが僅差でランクインした。4位がシンガポール、5位はタイだった。
暖かいハワイは例年通り、根強い人気で、年末年始の料金が高い時期にも関わらず、ビジネスクラスの利用客がアップ。台湾は、カウントダウンや花火などに注目が集まっている。グアムは前年の5位から3位へとランクアップし、近くて暖かいことでファミリー層に人気という。
タイは今回、政情不安という印象もあり、3位から5位に後退。昨年7位だった米国(本土)は、エボラ出血熱の影響などでトップ10の圏外となった。このほか、10位以内では、6位はイタリア、7位はベトナム、8位は香港、豪州が昨年の12位から9位にアップ。10位にはフランスが入った。
方面別では、欧州やハワイなどの長距離は年末出発、グアムや台湾などアジア方面の短距離は年始出発が多い。また、長距離では40代、50代の女性グループを中心にクリスマスの欧州が人気。オーロラへの関心も高く、北米より北欧に人気が集まり、ハネムーン目的での訪問もある、という。