■ハワイ州が知事庁舎で宣誓式典開催■

　2014年10月1日を「JTB DAY」とニール・アバクロンビー・ハワイ州知事が制定し、同日、ハワイ州知事庁舎にジェイティービー（JTB）関係者を招いて、宣誓式典が行われる。同日から、さらなるサービス向上を図るため、カラカウア通りのDFS東隣にある「ワイキキショッピングプラザ」B１階に「トラベルプラザ」をオープンする。

　ハワイ州観光局の2013年（1月－12月）データによると、ハワイ州への航空機による年間訪問者数は約800万人。国別でみると、米国内からの訪問者が約500万人と全体の半数以上を占めている。海外からの訪問者約309万人の内訳は、日本からの訪問者が約151万人で、2位のカナダ51万人に3倍近い差をつけ、圧倒的トップを誇る。海外からの訪問者のほぼ2人に1人は日本人で、ハワイ州の観光にとって最大の貿易相手国といえる。

　JTBグループでは、上記151万人の日本からの訪問者の内、約43万人を取扱い（2013年1月－12月ホノルル支店調べ）。また、1964年に開設したホノルル支店が、今年10月に開設50周年を迎え、同時に、12万人の観客動員を誇るハワイ最大のイベント「ホノルル・フェスティバル」を手掛けて今年で20周年という節目の年でもある。

　上記のように、これまでのハワイ州への誘客と合わせ、ハワイを交流の舞台とする様々な取り組みを進めてきたハワイ関連事業が節目の年を迎えたで、アバクロンビー知事の計らいで「JTB DAY」制定となった。

■トラベルプラザ

　10月1日オープンする「トラベルプラザ」では、滞在中のオプショナルツアーをはじめ、ウェディングの打合せサロン、希望の多いフラ・ウクレレなどの各種カルチャー教室、増加基調にある日本人以外のゲスト向けの情報ステーションなど、中心地ならではの便利なサービスを提供する。オアフ島で人気のラニカイジュース、いやすめ（おむすび・お弁当カフェ）も出店し、ホノルルへのゲストが集う「旅の広場」を目指す、という。

◎ジェイティービー
HP：www.jtb.co.jp/kaigai/hawaii