元祖「日本のハワイ」に新スポット
■鳥取・湯梨浜町にアロハモニュメント登場■
米・ハワイ州と姉妹提携し、交流を続けている元祖「日本のハワイ」と呼ばれる鳥取県湯梨浜町(ゆりはまちょう)の東郷湖羽合臨海公園に、町制施行10周年を記念して「アロハモニュメント」がこのほど設置された。湯梨浜町は旧羽合(はわい)町時代の1996年から、「はわい」の名が縁でハワイ州と交流。今回の町合併10周年を記念し、風光明媚な東郷湖周辺の特に景観の良い場所に設けられた。
このアロハモニュメントには、ハワイで使われる小指と親指を立てる「シャカサイン」がハートマークとともに彫り込まれている。早くも若いカップルを中心に、訪れる観光客に人気の的。仲良く2人でポーズを取りながら、記念撮影する姿も見られ、南国ムードに溢れている。
湯梨浜町は町合併によって「はわい」という名前が消え、以前、携帯電話会社のCMで取り上げられて一躍全国区になったこともあった。が、現在では元祖「日本のハワイ」としてのインパクトが弱くなり、地元の温泉を中心とした観光業界の再生をかけて、新スポットの誕生で再び盛り上がりを願って設置された。
同町では、7月5日まで「アロハ カーニバル」を実施中で、期間中、はわい温泉・東郷温泉の対象宿泊施設に宿泊すると、抽選で米・ハワイ旅行のほか、はわい温泉・東郷温泉ペア宿泊券などが当たる。