■1月4日のエピソードを明かす■
落語家の笑福亭鶴瓶さんが、正月休暇で訪れていたハワイのオアフ島でさる1月4日、ハワイの軍関係者が利用するゴルフ場で、オバマ米大統領と出会い、握手までしていたエピソードをこのほど放送された自身のラジオ番組で明かした。
軍の関係者である米国人夫婦とともに、ゴルフをプレーしていた鶴瓶さん。まさかオバマ大統領が同じ場所でゴルフを楽しんでいるとは思いもよらなかった鶴瓶さんは、SPらしい人物に、何度もボディーチェックと荷物チェックを受けたことで、 「ひょっとしたらオバマ大統領も来ているのではないか?」と予感。近辺には、確かに休暇中のオバマ大統領が宿泊する施設もあった。
「近くの海に、船が2隻待機してたんですよ。カートは15台も来て」と、何やら物々しい雰囲気が漂っていた、という。そんな中でプレーをしていたところ、SPから「13番ホールを終わったところで、(オバマ大統領を)先に行かせてくれ」と頼まれた。
そこに突如、現れたオバマ大統領は「ごめんなさいね」と言いながら、鶴瓶さん夫妻と握手。その時のことを「手袋を脱いで握手してもらった。嫁はんは感激して泣いてしまった」と、鶴瓶さん。興奮気味に振り返りながら、「こんなことあんのかなって。夢? って、しばらくボーっとしてましたわ」。
帰国後、この話を映画「おとうと」で共演した女優の吉永小百合さんに話すと、「(オバマ大統領と握手した手で)『握手して』って言われましたわ」と、大喜び。「吉永さんが握手してって(笑) 。でも、すごい話でしょ?」と、嬉しそうに当時のことを語っていた。