しぶんぎ座流星群が新年にピーク迎える
■1月2日深夜から3日明け方がピーク■
新年を飾る天文イベントで三大流星群の一つ「しぶんぎ座流星群」が、1月2日深夜から3日明け方にかけて出現のピークを迎える。8月のペルセウス座流星群や12月のふたご座流星群より地味ながら、暗い場所なら1時間に30個ほどの流れ星を見つけられそうだ。
毎年、北斗七星の近くのりゅう座にある放射点から流れるように見える、安定した数が流れる流星群。しぶんぎ座という星座は現在では存在しないが、かつて、りゅう座のあたりにあった「壁面四分儀(へきめんしぶんぎ)座」に由来する。1928年に88星座が決まった際に外され、今はないが、流星群の名称としては残り、正式名として認定されている。
気象条件さえ良ければ、澄み切ったハワイの夜空だけに、肉眼でダイナミックな天体ショーを観察できるチャンス! ご夫婦や家族揃ってロマンチックな星空を眺めながら、のんびり語り合ってみたり、願いがかなうように祈ってみては?
オアフ島でのお薦めポイントは、東海岸のハナウマ湾やその先のモロカイ展望台、ラナイ展望台付近。夜空を眺めると、あまりの星の多さと輝きにきっと驚かされるはず。ロコも多くの人が集まるが、夜中だけにあまり人気のないところは避けるのが賢明だ。また、この時期、ハワイも夜は冷えるので何か一枚羽織れるものをどうぞお忘れなく。
◎しぶんぎ座流星群
お薦めの観察場所:ハナウマ湾、モロカイ展望台(オアフ島)など