ハワイロード

ホノルル港に死んだ魚が打ち上げられる

■パイプラインから1400トンの糖蜜流出が原因■

 ホノルル港で昨9日未明、1600トンの糖蜜を積んだ船が出港した後、海の色が変色していることが分かった。ハワイ州衛生局によると、原因はパイプラインから1400トンの糖蜜が流出したこと。同港では、死んだ魚が岸に打ち上げられているが、州衛生局は10日、これらの魚を食べないようにと注意を呼びかけている。

 糖蜜は潮流に乗って湾内からラグーンへと移動しているが、いずれ消えてなくなる見通しだ、という。州衛生局では「糖蜜が直接的な健康被害を生じさせることはない」と断言。ただ、海水が汚染され、魚類を死なせることで、サメやウナギなどの天敵が増える可能性もある」と、話している。

 また、栄養が豊富なことから、海草の異常増殖を招き、環境に予想外の影響を与える恐れもある、という。州衛生局では、「水中に茶色い色が見えたら、海には近づかないように」と、一般に呼びかけている。