「ロイヤルグローブ」がリニューアルオープン
■ヘルモア・ハレとゲストサービスも新設■
ワイキキ最大のショッピングセンター「ロイヤルハワイアンセンター」の憩いの場所ともなっている中庭「ロイヤルグローブ」で6日、リニューアルオープンに加え、ヘルモア・ハレとゲストサービスの新設を祝うセレモニーが行われた。ワイキキのオアシスのような美しい庭園は、同センターの各階から見下ろすことができ、ロイヤルハワイアンホテルや海へのアクセスも容易で、癒しの場所としてものんびり過ごせるように生まれ変わった。
約3万平方フィート(約2,800㎡)に及ぶロイヤルグローブの拡張工事は、5カ月間にわたった。新たに噴水のある2つの池や幅の広い橋などの景観が追加され、通路の幅は2.4mから4.5mに拡張。バニアンツリーの下に多目的なパフォーマンスに利用できるステージ、観客用の人工芝エリア、ハワイに伝わる歴史や地名にまつわるストリーボードなどが新設された。新たに設置された池や噴水は、ハワイ語で「湧き出でる水」を意味するワイキキを象徴している。
かつてハワイの王族が住み、1万本の椰子の木が茂っていたワイキキの林“ヘルモア”を再現したロイヤルグローブ。同センターの所有者でネイティブハワイアンの教育を行うカメハメハ・スクールズの創設者、バーニース・パウアヒ・ビショップ王女の銅像もある。この像を囲むように、多くの椰子の木やカロ(タロイモ)、オヒアレフア、ナウ、アワ、ハプウ、レフアマモといったハワイ固有種の植物も配されている。
ロイヤルグローブは、ワイキキの中心でハワイの歴史や文化、ダンス、ミュージックなどを気軽に楽しめ、アロハ・フェスティバルをはじめとする様々なイベントの会場としても定着。今回の工事でカラカウア通りに面したマウンドをなくして見晴らしを良くし、大通りからアクセスしやすくすることで、これまで以上に多くの方々に同センターでのショッピングやダイニング、エンターテイメントを楽しめるようになった。
従来のレイオフ・ゲストサービスとカウラニ・ヘリテージ・ルームを合わせた「ヘルモア・ハレ」というゲストサービスセンターが、パウアヒ王女の銅像近くに 新設。ここでセンターのインフォメーション、ゲストサービス、ハワイの歴史やカルチャープログラムの紹介なども行っている。
◎ロイヤルハワイアンセンター
HP: jp.royalhawaiiancenter.com