■運転中のスマートフォン利用も禁止■
夏休み真っ盛りで、ハワイでは多くのファミリーでの日本人観光客を見かけるようになったが、レンタカーを利用する場合は、「(後部座席の大人を含む)全席シートベルトを着用する」、「運転中はスマートフォンや電子機器を使用しない」ことにくれぐれもお気をつけください。
シートベルト非着用時の反則金は$92、電子機器使用の場合は初回が最高$200、1年以内に2回目の違反を犯すと最高$300、以降は最高$500となる。
今年5月20日、交通安全に関連する2法案が改正され施行。即日発効となったのが「シートベルト法」で、従来の前部座席だけではなく、後部座席の大人を含む全座席での着用が義務づけられた。また、これまで島ごとの各市郡条例で定められていた「運転中の携帯電話使用禁止法」が、ハワイ全体に適用される州法として1本化され、7月1日から発効されている。
緊急発信(911)以外は、18歳以下のハンズフリー(耳掛け式のモバイル機器)も禁止されている。また、スクールゾーンや工事区間での違反は、罰則が厳しくなる場合がある。ハワイ州運輸局では、シートベルト非着用時の事故は3倍以上の死亡事故や入院の可能性があり、治療費も高額になっていると指摘している。