ハワイの体操3選手が見事優勝
■全日本ジュニアトランポリン競技選手権■
ハワイ生まれの日系4世、クラリサ・京子・チャンさんがロンドン五輪のレスリング女子48キロ級で銅メダルを獲得したことが地元でも大きな話題になっているが、ハワイの体操3選手が全日本ジュニアトランポリン競技選手権でこのほど優勝した。ハワイの選手は、日本国外から唯一の参加チームとして毎年特別招待され、2004年から同選手権に出場している。
さる7月26日から29日まで、大阪府熊取町のひまわりドームで行われた「第40回全日本ジュニアトランポリン競技選手権」。この大会に出場したケイティー・ナカムラ、アレクサンダー・ポール、シドニー・センター(いずれもハワイの小学校に通う10歳)が、それぞれの出場カテゴリーで頂点に立った。
日本全国の小中学校600校から選ばれた選手が参加した今回の全日本選手権。小学生高学年(4~6年生)女子部門で出場したホクラニ小学校4年生のケイティーは、ダブルミニトランポリン競技で優勝。ハワイ・バプティスト・アカデミー3年生のシドニーは、タンブリング競技で優勝。小学生高学年男子部門で出場したモアナルア小学校4年生のアレックスは、ダブルミニトランポリン競技で優勝を果たした。
3人のコーチを務めるホノルル市カリヒにあるハワイ・アカデミーのナニ・バークリューセンさんは「体操選手として最年少の12歳になる頃には、エリート選手として活躍できるよう日々トレーニング。今後、日本やカナダなど、同年代の優秀選手が多く出場する国際大会の14歳以下オープンカテゴリーに数多く出場して経験を積むことで、米国を代表する体操選手に成長できると信じている」と、語っている。
◎ 全日本ジュニアトランポリン競技選手権の結果
HP:www.japan-trampoline.com/jgapdf/taikai/2012jr.pdf
◎ハワイアカデミー
電話:(808) 842-5642
Email: mah@hawaii.edu
HP:www.hawaiiacademy.com