JALの国際線機内で幻のジブリ短編上映
■アニメーション映画「空想の空飛ぶ機械たち」■
JALは今年の夏以降、国際線全路線(一部機材を除く)で、宮崎駿監督が2002年に三鷹の森ジブリ美術館の展示用に制作し、上映されたアニメーション映画「空想の空飛ぶ機械たち」を独占上映する。同監督が自らナレーションを務めたが、現在では一般公開されていない映画。JALが2007年夏に開始したスタジオジブリとの共同企画「空を飛ぶ。」プロジェクトを拡充するもの、という。
また、8月以降、国際線全路線(同)で、映画「紅の豚」を機内で再上映する。JALは1992年に紅の豚の共同製作に参加。劇場に先駆けて、機内で先行上映した。9月から日本語、英語、フランス語に加え、中国語版も提供する予定になっている。
加えて、国際線(同)では7、8月、ジブリ作品のテーマ曲を機内オーディオで放送する。さらに、2007年8月から08年1月にかけて公募したボーイングB787型機に描くイラストを、今秋から入賞作品を描いた特別デカール機の運航を開始する。国内外の小学生が応募した作品で、ジブリも審査に加わって入賞作品を決めていた。