Googleマップストリートビューにハワイ最新版
■スマートフォンなどでも使用OK■
世界中のいろいろな場所を通りに立った目の高さで360度見渡すことができる「Googleマップのストリートビュー」に6月19日、ハワイのワイキキビーチ、ハナウマ湾、ホノルル動物園、ワイキキ水族館などをバーチャルツアーで楽しめる「ハワイ最新版」が導入されたことが発表された。ハワイにこのシステムが初めて導入された2009年11月以来の更新。ハワイ旅行のプラン作りにも役立ちそうだ。
この新しいストリートビューはハワイの広範囲をカバー。おなじみのワイキキやカピオラニ公園、アラモアナビーチパークだけでなく、ビッグアイランドのハワイ火山国立公園やモロカイ島の手付かずの海岸線、リドゲート州立公園などもバーチャル体験できる。
いずれの画像もかなり解像度が高く、フルHD表示にも耐えるので、大画面でハワイのきれいな景色を実際に見ているような感覚で味わえる。新しいハワイのストリートビューは従来の方法で表示できるのはもちろん、ストリートビューギャラリーでも楽しめる。
これまで、これらの場所には道路が整備されていない所もあり、Googleではオフロード車や荷台にカメラを付けた自転車で撮影。主要な観光スポット内の狭い歩道やオフロードにも入って行けるようになり、より立体的かつ鮮明に、正確な情報がユーザーに伝えられるようになった。
ホノルル市のピーター・カーライル市長は「最新版のGoogleマップストリートビューを利用して、より身近にハワイを感じて貰いたい。スマートフォンなどでも使用できるので、地元で修復が必要な道路や施設を指摘して貰い、ハワイをより良い街にもしたい」と、コメントしていた。