マリオット・リゾーツ・ハワイが体験プログラム強化

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マリオット・リゾーツ・ハワイが体験プログラム強化

■日本人シェア拡大へウォシュレットも導入■

日本市場のシェア拡大を目指している「マリオット・リゾーツ・ハワイ」は今後、体験型プログラムの開発や日本人向けサービスの充実を図ることを計画している。具体的には、地元の食材を購入するツアーや、日本人からのリクエストが多いウォシュレットの導入を挙げている。

体験型プログラムは、ハワイ島のワイコロア・ビーチ・マリオット・リゾート＆スパで実施している「シェフと地元の食材を購入するツアー」を紹介。シェフと一緒に地元の農場やフィッシュマーケットを訪れ、夕食の材料を購入し、料理してもらう。事前予約制で1日6名から8名のグループで対応。今後、他のホテルでも導入していく予定になっている。

また、日本人向けサービスでは、ワイキキ・ビーチ・マリオット・リゾート＆スパのスイート全室に、日本人観光客の要望が強いウォシュレットの導入を計画。夏までには完了する見込みになっている。

ワイキキの現在の日本人シェアは22％だが、マリオット・リゾーツ・ハワイでは「何とか 30％から35％へと拡大したい」と意欲的。同社のプロパティーでは米国人のような個人旅行者はまだ少ないことから、大手旅行社との提携を深め、日本市場への取り組みを充実させる意向となっている。また、各島ごとの良さを生かしながら、自然をテーマにしたものなど、日本人向けのプログラムを作っていきたい、構想を描いている。