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ハワイ島で「ワイメア桜祭り」

■2/4、今年は日本が桜を米国に寄贈、植樹してから100周年■

ハワイ島北部のワイメアで、「桜祭り-ワイメア・チェリーブラッサム・ヘリテイジ・フェスティバル」が2月4日午前9時から行われます。午後3時まで。ノース・コハラのドライブの出発点となるワイメアでは、日系人たちが植えた桜の花がたくさん咲きます。この日は、日本のお花見のような雰囲気に包まれながら、盆栽や墨絵の展示にはじまり、舞踊や和楽など日本の伝統芸能の紹介のほか、餅つきやお茶会、日本料理のデモンストレーションなど、日本文化を楽しむことができます。今年は日本が桜を米国に寄贈、植樹してから100周年を迎えるため、日本の外務省(大使館、総領事館)から贈られる2種類の桜の木が植えられることになっています。

桜祭りのメーン会場は、パーカー牧場ショッピングセンターの裏側にあるグラウンド辺りで歌や踊り、お茶やお花など日本にゆかりのある催しが満載。カムエラ 本願寺前の公園などでも、クラフトのお店などが出店されます。特に、フードコートはどこも人気で混み合いますが、是非、ピーナッツバターを包んだお餅を味 わってみてください。ワイメアに春の訪れを告げる催しに是非、立ち寄ってみてください。

100年前に米国に寄贈された3,000本の桜はワシントンDCのポトマック河畔に植えられ、数本の原木を含め毎年華やかに花を咲かせています。この桜は日米友好関係の象徴で、この桜に匹敵するのはフランスから贈られた自由の女神像だけ。一方、ハワイ島ワイメア地区では沖縄や台湾の桜が、地元の人たちの努力により大切に育てられてきました。毎年咲く花は何十年も日本とハワイの友好関係の象徴となり、善意ある地元の方々と比較的涼しい気候にも助けられ、桜の育成に成功した場所として知られています。

亜熱帯気候のハワイで、ピンクがかった白い花が咲く日本桜を育てるのは難しく、というのも桜が一般的には寒い冬を通過する必要があるためです。しかし、ハワイの気候に合うと思われる日本桜「センダイヤ」と「オオシマサクラ」の種を厳選。今回の植樹のため、昨年9月にハワイに届き、ワイメア地区を含むハワイ州のいくつかの苗圃で種は注意深く育てられ、発芽させることに成功。いくつかの苗が、今回のワイメア桜祭りでチャーチ・ロー・パークににある桜に並んで植樹されます。これらの日本桜が、毎年大きくなり、花を咲かせる姿を見ることができるのは楽しみですね!

◎ワイメア桜祭り

開催日:2月4日(土) 9:00~15:00
会場:場所: パーカー牧場、カムエラ本願寺ほか
問い合わせ:(808) 961-8706
入場:無料
HP:www.bigisland.org

 

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