■太平洋航空博物館パールハーバー■

古き良き米国を象徴する「パンアメリカン航空（通称パンナム）の新展示が10月22日、太平洋航空博物館パールハーバーの博物館本館（格納庫37）にオープンする。当日午後2時から4時まで、ハワイへの民間航空旅客サービス75周年を記念する特別レセプションも開催。一般でも入館券を購入すれば参加でき、ケーキや飲み物が提供される。

太平洋の航空史に大きく貢献したパンナムの展示は、航空機のチャイナクリッパーをフィーチャーした「初期」（1935年～1945年代）と、「ジェット機時代」（1960年代）の２つの構成に分けてデザイン。展示物には、当時使われていたパンナムのユニフォーム、ロゴグッズ、ポスターや広告、ナビゲーションツール、ボーイング314チャイナクリッパーのメンテナンスマニュアル、航空地図など、貴重なアイテムが揃う。

この他、パンナム創設者であるホワン・T・トリップや国際航空事業の先駆者であるチャールズ・リンドバーグやエドワード・ムシックの経歴を紹介したパネルなども展示される。この展示コーナーは今後もコレクションを増やし、拡張される予定。

◎太平洋航空博物館パールハーバー
開館時間：午前9時～午後5時
一般入館料：大人＄20、子供（4～12歳）$10
※格納庫37（本館）と格納庫79（第2展示場）への見学を含む
ガイド付き日本語「飛行士ツアー」：大人・子供とも一人＄10 （入館料別）
ガイド付きツアー実施時間：午前10時～午後3時30分（所要時間1時間半2時間）
予約・問合せ：(808) 441- 1000
HP:www.PacificAviationMuseum.org/jp