日本の練習艦隊「音楽隊」が演奏会
■10/10午後5時からアラモアナ・センター中央ステージ■
約5カ月にわたる長い遠洋練習航海の最終寄港地としてホノルル港に寄港する「日本国練習艦隊(海上自衛隊遠洋練習航海部隊)」の音楽隊が、10月10日午後5時から、アラモアナ・センターの中央ステージで、演奏会を行う。日本全国の海上自衛隊音楽隊から選抜された隊員たちが奏でる日本固有の伝統音楽や最近のポップス、地元のハワイアンミュージックなど、レベルの高い演奏を無料で聴くことができる貴重な機会。参加無料なので、是非、楽しんでみては?
海上自衛隊幹部候補生学校を卒業したばかりの若い海上自衛官たちを乗せた平成23年度遠洋練習航海部隊は5月24日、東京晴海埠頭を出航。練習艦隊司令官(大塚海夫・海将補)、かしま艦長(柏原正俊・1等海佐)、あさぎり艦長(小牟田秀覚・2等海佐)、みねゆき艦長(三浦則文・2等海佐)及び各艦乗員をはじめ、実習幹部175名(女性自衛官17名、タイ王国留学生1名)ら計約730名が乗船。うち音楽隊員は約30名となっている。
米国・アンカレッジで初の寄港のあと、シアトル、サンフランシスコ、サンディエゴ、タンパ、ノーフォークのほか、カナダ・バンクーバー、ハリファックス、メキシコ・ベラクルス、マンサニーヨ、パナマ・パナマシティ、ペルー・カヤオ、チリ・バルパライソの順に、6カ国13寄港地を経て、最終としてハワイ・パールハーバーを10日に訪問する。13日朝には出航し、所要日数156日、総航程約55,000kmの長旅を終えて、10月27日に帰国する予定になっている。
◎海上自衛隊
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写真提供:海上自衛隊