■ANAセールスの「WEBフリープラン」■

全日空系の大手旅行会社「ANAセールス」は9月1日から、海外ダイナミックパッケージ「WEBフリープラン」で、ユナイテッド航空とコンチネンタル航空の太平洋路線の取り扱いを始めることになった。全日空がユナイテッドとコンチネンタル両航空の共同事業を活用するもの。これに伴い、9月1日以降、北米とハワイ便が毎日8便から18便に増加する。

今回の共同事業は、北米とハワイ方面で3社のネットワークを活用した旅行商品を展開。往路は全日空、復路はユナイテッドまたはコンチネンタルといった組み合わせも可能となる。この海外ダイナミックパケージでの北米とハワイ方面の販売は、今年度は前年比272％増の2500名を見込んでいる。来年度には、さらに倍となる5000名の取り扱いを目指す。

全日空とコンチネンタル航空はすでに、ホノルル線などで共同運航（コードシェア）。コンチネンタル航空はユナイテッド航空と合併したことで、今回の共同事業が実現。今後は、フライトとホテルを同一画面で検索できるようにするなど操作性の改善や、往路は成田、復路は羽田など、同一エリア内の発着空港でも選択できるようにする計画になっている。