中国東方航空が上海-ホノルル直行便就航
■8/9から週2回、中国から初の定期便■
中国から初のハワイへの定期便となる上海-ホノルル便を、「中国東方航空」が8月9日から週2回運航することが16日までに決まった。これまで中国からハワイへ渡航する場合、韓国か日本経由。上海からの直行便の就航で、中国はもちろん、アジア他地域からハワイへの観光客らが増えると見込まれている。
中国東方航空は、今年1月30日から2月10日までに、3便のチャーター便を運航。計777席の乗客がハワイで直接支出した額は、推定170万ドル(約1億3700万円)だった。予想以上に好評だったことで、定期便を就航させることになった。8月から来年1月にかけて、計50便がハワイにやってくる計画になっている。
ハワイ観光局では、この上海からのホノルル直行便の就航で、今年中国からハワイを訪れる人は、約82,000人と見込んでおり、従来より24%のアップとなる。中国人がハワイで1日あたりに支出する平均額は$368。年間では約6000万ドル(約48億5000万円)の新たな消費も予想され、これに伴う雇用の拡大も見込まれている。