NTTドコモが日本人向け携帯電話サービス
■4月6日から米国でドコモ USAがスタート
NTTドコモの100%子会社で米国現地法人「NTT DOCOMO USA」が4月6日から、米国内で日本人顧客向けの携帯電話サービス「DOCOMO USA Wireless」をスタートさせることになった。月額使用料は$15ドルからで、日本への国際電話と日本で使う国際ローミングを業界最安値の水準でサービスするというのがセールスポイントだ。
一般的に米国では、携帯電話の契約をする際に要求されるソーシャル・セキュリティー・ナンバー(社会保障番号)や、利用者判断の目安となる過去の支払い履歴が一目瞭然で分かるクレジットヒストリーがない日本人でも、パスポートなどがあれば簡単に申し込めるのが特長。現在、米国ではKDDIモバイルがすでに同様のサービスを提供している。
日本語対応が可能な端末は、Nokia 2720/2730、BlackBerry Curve 9300の予定。これらのラインナップに加え、24時間日本語対応可能なコールセンターも開設される。
なお、4月6日からスタートするDOCOMO USA Wirelessは当面、ニューヨークとロサンゼルスの両店舗に限り、申込みが可能。ワイキキにある「ワールドカウンターハワイ」でも検討中だが、詳細は未定。ただし、別途、全米の在住者が利用できるオンラインでの申込みも計画中で、稼働すればハワイへも端末が郵送される。もちろん、NYとLAで契約した携帯電話はハワイでも使用できる。
◎DOCOMO USA Wireless
HP:www.docomo-usa.com/jp