米海軍の対潜ヘリコプターが引退
太平洋航空博物館パールハーバーで展示
敵潜水艦から艦隊を守る任務に飛び続ける米海軍の対潜ヘリコプター「SH-60Bシーホーク」がこのほど引退し、米海兵隊カネオヘ基地から新居地の太平洋航空博物館パールハーバーに到着した。同基地HSL-37隊「イージライダー」に配属されていた対潜ヘリコプターで、世界中で任務を遂行。ケネス・デホフ同館長は「米海軍でこの機種が引退した時点で、私たちはこのヘリコプターの輸送を心待ちにしていた」と、仲間入りの喜びを語った。
任務期限を全うしたSH-60Bシーホークは、同博物館のコレクションの1つとして、約7900㎡の広さを持つ格納庫79に展示。同じ格納庫には現在、F-14トムキャットやF-15イーグル、ベルUH-1「ヒューイ」、ベルAH-1シーコブラ、スティンソンL-5などが並び、見学はガイド付き飛行士ツアーで可能(今年12月31日まで)。2011年1月1日以降、同格納庫の見学は一般入館料に含まれる。ただし、ガイド付き飛行士ツアーも別途一人$10で可能。
◎太平洋航空博物館パールハーバー
開館時間:午前8時~午後5時
一般入館料:大人$15、子供(4~12歳)$8
(※2011年1月1日より、大人$20、子供$10)
ガイド付き日本語「飛行士ツアー」:大人、子供とも一人$10 (入館料別)
ツアー実施時間:午前10時~午後3時(所要時間1時間半~2時間)
予約・問合せ:(808) 441- 1000
シャトルバス:アリゾナ記念館より乗車可能(7:30am~4:00pmまで、15分おきに運行)
HP:www.pacificaviationmuseum.org/jp/index.html