ハネムーンの海外見積り先はハワイがトップ
憧れと現実の旅行先には開き
海外ハネムーンの見積もり依頼先で最も多いのは「ハワイ」。大手旅行社がジューンブライドを前に実施した「ハネムーン事情」調査によると、見積もり依頼先のトップがハワイ(オアフ島)であることが7日までに分かった。同旅行社が海外ハネムーンに関するオーダーをもとに分析。利用者は20代後半から30代の女性が多く、結婚が現実味を帯び、結婚する可能性が高い世代が多いことが特徴になっている。
2位以下はフランス(パリ)、3位がイタリア(ローマ)、4位がイタリア(フィレンツェ)、5位がスペイン(バルセロナ)。海外挙式、ハネムーン定番のハワイに続き、ショッピングや美術館、史跡見学などが充実する欧州も人気が高い。特に、イタリアは6位がベネチアで、トップ10に3都市がランクイン。7位以下はエジプト(カイロ)、インドネシア(バリ島)、米国(ラスベガス)、豪州(ケアンズ)だった。
また、実際の見積りではなく、「憧れのハネムーンはどこへ?」というアンケート調査では、1位はモルディブ、2位はタヒチ、3位はイタリア(ローマ、フィレンツェなど)、4位がハワイ(オアフ島)、5位はスペイン(バルセロナ、グラナダなど)だった。8位にはケニア(マサイマラ国立公園など)が入るなど、憧れと現実の旅行先には開きがあることも浮き彫りになっている。
これについて、アンケートを実施した旅行社では、「普段、仕事で忙しい世代には何もしないで、のんびりとした贅沢な時間を楽しむことは憧れ。でも、実際には自然や世界遺産が楽しめる観光スポットが充実したハネムーン先として人気がある」と、分析している。
見積もり依頼の平均予算は、一人あたり26万7500円だった。最も多い価格帯は16万円から20万円(20%)で、40万円以上も9%あった。