成田国際空港の飲食店が全面禁煙
6/1~、分煙店舗は当面可能
成田国際空港の旅客ターミナルにあるすべての飲食店で6月1日から、全面禁煙になった。ただし、煙が流れ出ないよう天井まで店内の喫煙場所と非喫煙場所が完全に壁で仕切られ、十分な排煙機能が備わっている5飲食店での喫煙は当面の間、可能とし、店頭に分煙表示が行われている。空港ターミナルと飲食店などの全面禁煙は欧米を中心に進んでおり、米国では2005年からほぼすべての空港で実施されている。
第1、第2の2つの旅客ターミナルビルには、計34カ所の喫煙所が設けられており、これらは存続されることになった。全面禁煙については、厚生労働省から受動喫煙防止対策について通達があったことに加え、「利用客からの要望が多かったため、喫煙者と非喫煙者の双方に快適に過ごしてもらうため」と、同空港関係者は説明している。
一方、米国で交通分野の情報サービスを提供しているコンデューシブ・テクノロジー社が発行する「フライトスタッツ」で、2009年の定時到着率の空港別で、1位は羽田空港(90.78%)、4位に成田空港(85.36%)が入った。ちなみに、世界の大手航空会社別では日系2社がランクイン。日本航空は遅延15分未満の到着が90.95%、全日空も90.37%で1、2位を占めている。
◎成田国際空港
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