23日からハワイでオバマ大統領一家がクリスマス休暇
2011年に米国がホスト国となる「APEC(アジア太平洋経済協力会議」)をホノルルで開催すると、バラク・オバマ大統領が去る14日、発表した。ホノルルが、APECほどの大規模な国際会議の開催地になるのは初めて。ハワイ州は2011年の開催地に名乗りを上げ、数カ月にわたって他州と競り合っていたが、地元ハワイ出身のオバマ大統領の決断で、ホノルルが正式な開催地に決まった。
また、オバマ大統領は今月23日から、家族とともに生まれ故郷のハワイで過ごすことが決まり、地元では歓迎ムードに包まれている。今回は大統領就任後初めてのハワイ訪問で、昨年末にも家族で訪れたカイルアに滞在の予定。大統領一家はクリスマスと新年をハワイで過ごし、首都ワシントンには1月2日に戻る見込みとなっている。今回の訪問は完全なプライベート休暇で、ハワイ滞在中に公式イベントの予定は組まれていないが、時の人の帰省だけに、一家の姿を通して世界中のメディアにハワイが紹介されることになりそうだ。
これらの動きを受けて、ムフィ・ハネマン・ホノルル市長は、マジックアイランドの愛称で親しまれているアラモアナ・ビーチ・パークを、ハワイ出身のオバマ大統領にちなみ、「プレジデント・バラク・オバマ・ビーチ・パーク」と改名することを提案。ハワイの著名な道路や州・市関連庁舎などには過去に功績のあった人物の名前が付けられているケースは多いが、現行法では生存中に名前を付けることができないため、現行法の改正が取り沙汰されている。