ハワイ便は往復8000円→12000円へ
全日空は12月15日、航空運賃とは別に加算する「燃油サーチャージ」の来年2月1日から3月31日までの設定額を値上げすることを決めた。発券日がベースで、値上げ後の設定額はハワイ便が現在の往復8000円から12000円へアップされる。
2009年10月から11月までの原油価格の基準となる「シンガポールケロシン市場」の2カ月平均が、1バレルあたり82.4ドルとなったため。日本航空より設定額が高くなるのは今回が初めて。
全日空は2カ月ごとに燃油サーチャージを改定しているが、日本航空など大多数の航空会社は見直し期間を3カ月としており、同一路線で運賃格差が生じることになる。
ユナイテッド航空、アメリカン航空、エア・カナダ、オーストリア航空も、燃油サーチャージの見直し期間を2カ月に設定している。