ワイキキの2老舗レイスタンド改装オープン

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ワイキキの2老舗レイスタンド改装オープン

ロイヤル・ハワイアン・センター1階A館とB館前

ワイキキに古くからあるレイスタンド「アンティ・ベラズ・レイスタンド」と「ココナッツ・ハット・レイスタンド」が、ロイヤル・ハワイアン・センター1階A館とB館前のカラカウア通り沿いにこのほど改装オープンしました。ハワイアンのオーナーが親子3代にわたって経営しているレイスタンドで、ハワイ固有の花や植物を使った珍しいレイをはじめ、多くの種類の新鮮な生花レイを扱っています。

レイに使用される花や葉の種類には、プルメリア、ジンジャー、ピカケ、プアケニケニ、トゥバローズ、プアカラウヌ（クラウンフラワー）、バラ、オーキッドなどの外来種のほか、ハワイ原生で手に入れるのが難しいマイレ、イリマ、レフア、コウ、アアリイ、パイニウやパラパライと呼ばれるシダなどがあります。これらネイティブの植物は、ロイヤル・ハワイアン・センターのロイヤル・グローブでも目にすることもできます。

カペラ・モーゼスさんが愛称「ベラ」にちなみ、80年以上前にカラカウア通り沿いにオープンした「アンティ・ベラズ・レイスタンド」は、娘のワヒネアウカイ・モーゼス・グルシェンコから、その娘のナオミ・ワヒネカウプア・ブレーンへと親子3代にわたって継承。現在、ナオミが4代目の娘アンジェラ・カプア・メデイロスの助けを借りながら経営しています。アンクル・マイク・カマハナが経営する「ココナッツ・ハット・レイスタンド」もカペラのもう一人の娘ハンナ・モーゼス・シンがオープンした店です。

「レイを作り、贈り、贈られ、身につけることは、何世代にもわたって受け継がれているハワイアンの大切な習慣です。アロハとホスピタリティの象徴「レイ」を通し、ハワイの文化に触れてみてください」と同センターの関係者は話しています。