伝説のサーファー、デュークの偉業を称える
生誕の地ワイキキで今日から29日まで
伝説のサーファーとして今もハワイの人達に愛されているデューク・カハナモクの偉業を称える「第8回デュークス・オーシャンフェスト」がきょう8月23日から29日まで、今年もデューク生誕の地として縁の深いワイキキで盛大に行われます。24日が「サーフィンの父」として世界中のサーファーから語り継がれるデュークの誕生日であることにちなんだ催し。ハワイ初のオリンピック金メダリストでもあった英雄を称える多彩なイベントへの参加は無料なので是非、お楽しみください。
29日(土)午後4時45分から、カラカウア通りに面したデューク像へのレイの献花セレモニー&パレードのほか、彼を記念して設立されたアウトリガー・デューク・カハナモク財団が主催するサーフィン、カヌーレース、ビーチバレー、サーフボードによるウォーター・ポロ、水泳大会などが行われ、ワイキキ一帯がマリンスポーツとデュークをしのぶ催しで盛り上がります。ちなみに、今年は彼にとって119回目の誕生日にあたります。
ワイキキビーチに建つ銅像でおなじみのデュークですが、オリンピックでは3つの金メダルを含む計6個のメダルを獲得した水泳選手としても有名。デュークが彗星のごとく現れ、その名を世界に轟かせたのは1912年のストックホルム・オリンピックでした。世界新記録をマークして100メートル自由形を制し、見事金メダルを獲得したのをはじめ、その後、4回のオリンピックに出場。金メダル3個を含む計6個のメダルを獲得したハワイの英雄でもあるので す。
デュークは全米はもちろんのこと、欧州や豪州にもサーフィンを広め、「世紀のサーファー」として今もなお多くの人達に愛されています。その後、ハリウッド映画にも出演し、「アロハ大使」の異名をとるなど数々の偉業を達成。ハワイでは今もなお、水泳とサーフィンの両分野で殿堂入りを果たした唯一の人物として、その名は広く人々に語り継がれています。
開催中の収益金は、デューク・カハナモク財団が地元の子供達の教育や育成のための奨学金として使われることになっています。
◎デュークス・オーシャンフェスト
期間:8月23日~29日
場所:デューク像などワイキキ各地
問い合わせ:(808) 545-4880
HP:www.dukefoundation.org
ライブカメラ:www.honolulu.gov/multimed/waikiki