ハワイロード

JALが国際線に新アレルギー対応機内食

5月31日から導入

日本航空は6月5日までに、国際線で新たな「アレルギー対応機内食」を導入した。約30年にわたってアレルギー対応食品の開発を進めてきた食品会社と提携。厚生労働省が表示を義務化している7品目のアレルゲンと、表示を推奨している18品目のアレルゲンを使用しないメニューを開発した。サラダ以外はすべて、提携する食品会社のアレルギー専用キッチンで調理する。

予約受付開始日は、5月27日から始まった。出発の96時間前までに、JAL国際線予約窓口で受け付け。対象となる座席クラスは、国際線のエグゼクティブクラスとエコノミークラスで、ファーストクラスについては問い合わせが必要。なお、サラダの調理と食事の盛り付けはアレルギー専用キッチンではなく、機内食調理会社のキッチンで実施。日本航空では、「深刻なアレルギー症状がある場合は、事前に医師と相談した上で選択するよう」、アドバイスしている。

■アレルギー対応機内食で使用しないアレルゲン計25品目
海老、カニ、小麦、そば、乳製品、卵、落花生、アワビ、イカ、イクラ、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、鮭、鯖、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、マツタケ、桃、山芋、リンゴ、ゼラチン