3月1日から外務省が決定
これまでパスポートの発給申請をする際に必要だった郵便はがきの提出について、外務省は3月1日から廃止すること決めた。この措置を含む改正旅券法施行規則は2月23日に公布され、3月1日に施行。外務省では、申請者の負担軽減につながると、期待感を示している。
外務省では1975年以来、郵便はがきを申請者の住所に送付し、同一性を確認してきた。しかし、生活様式の多様化に伴い、住所以外の場所に居住する申請者も増加し、郵便はがきが本人宛に郵送されないケースも増えていた。これに加え、従来から住所以外の居所でパスポートを申請する場合は、他の身元確認書類で住所と同一性が確認できれば郵便はがきの提出は省略されていたことから、今回全廃に踏み切った。