2/15(日)午後6時からワイキキシェルで
ハワイ語で「永続する」ことを意味する「ホオマウ・コンサート」が15日(日)午後6時から、カピオラニ公園内のワイキキシェルで行われ、ケアリー・レイシェルらが登場する。この催しは、ハワイ先住民の文化と言葉の保存と発展を祝う毎年恒例のもの。オアフ島にあるハワイ語で全教科の教育を実施している『没入法』という教育システムを取り入れた11のハワイ語学校が会場に集結し、生徒と教師がハワイ語で歌と詠唱を披露する。数千人のハワイ語保存者も集まった会場で、各学校の演奏の後、イケポノ、ホルナペ、ワイプナ、サドンラッシュなどのハワイアンのグループの演奏があり、大御所ケアリイ・レイシェルが最後を飾る予定になっている。 今年は”I maika’i ke kalo i ka ‘ohā,(タロイモの品質は若い果実で決まる)”がテーマ。ここ20年ほど、オアフ島ではハワイ語による教育熱が高まっており、ハワイ語による保育園プログラムを初めて取り入れたことで有名なホノルルのプナナレオ(Punana Leo)は開校25周年を迎え、幼稚園から高校までのプログラムを持つケクラカイアウプニ(Ke Kula Kaiaupuni)は20周年を迎え、資金不足にも関わらず、年々活気に満ちてきている。このコンサートの収入は、ハワイ州教育省のシステムから半独立している11のハワイ語学校の運営に充てられる。
◎ホオマウ・コンサート
日時:2月15日(日)午後6時(開場午後3時半)
会場:カピオラニ公園内のワイキキシェル
問い合わせ:(808) 551-3631
ニールブレイズデルセンターのボックスオフィス:(808) 591-2211
Photo: Courtesy of Randy J. Braun