ノースウエスト航空が関空-サイパン線運休へ
ハワイ線は今後も維持
混迷する経済状況の悪化に伴い、需要も低迷していることから、ノースウエスト航空は3月1日から、関空-サイパン線(週7便)を運休することが10日明らかになりました。ただ、一部で動向が注視されているハワイ線については、「関西は重要な市場と認識しており、ハワイ線は今後も維持する」とノースウエスト航空は強調していますので、まずはひと安心です。
サイパン線についても同航空では、「常に市場動向を把握し、回復すれば見直したい」とコメント。旅行社に対してはすでに昨年末から案内を開始しており、運休により、ツアーの中止や振替などの対応に迫られています。
日本-サイパン間の路線は、2008年7月にノースウエスト航空が成田線夜間便の運航を開始して成田線を1日2便としたほか、同年12月に はアシアナ航空が関空-サイパン線を就航。供給座席数は、一時期の減少から回復基調を示していました。