ディズニーがハワイのファミリーリゾート着工
オアフ島コオリナに地元文化を尊重した施設
ハワイに初のテーマパーク外ファミリーリゾートの建設を決めた「ウォルト・ディズニー・パークス&リゾーツ」は19日(日本時間20日)、オアフ島西部のコオリナ・リゾート&マリーナ地区で起工式を行いました。開業予定は2011年。約85,000㎡の敷地内には、ツインタワーで350室のホテルと480室あるタイムシェア用のディズニー・バケーション・クラブ棟のヴィラが建設されます。
「親子だけでなく、孫や祖父母まで幅広い年齢層の家族がハワイに集い、一緒に生涯の思い出を作ること」を同リゾートのコンセプトに、1600㎡あるスパやキッズクラブ、ウェディング会場、ウォータープレー・エリアを備えた大型プールなどを設ける計画。デザインは地元ハワイの建築士などと協力のうえ、自然との調和を重視したハワイの習慣や伝統に配慮し、建物や内装、美術品、装飾品、庭園にはハワイの物語が随所に組み込まれることになっています。このハワイの物語を忠実に再現するため、配色や模様、素材、形状にも留意。特に、素材はハワイを象徴する溶岩石、サンゴや木材などが用いられる予定です。