ハワイ島の火山を撮影した初の3作品を発表

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ハワイ島の火山を撮影した初の3作品を発表

ピーター・リック・ギャラリー

風景写真家で知られる豪州のピーター・リック氏が、自然美あふれるハワイの火山をテーマにした初の3作品をこのほど発表しました。“Pele’s Whisper” （ペレズ・ウィスパー）、“Revelation”（リベレーション）、“Evolution”（エボリューション）で、ビッグアイランドと呼ばれるハワイ島の火山活動にみる比類のない壮観さを見事に表現しています。

「ペレズ・ウィスパー」と名付けられた作品は、火の女神ペレを讃えるのにふさわしい作品。ペレの伝説によると、気まぐれな女神で大地を創ったり、壊したりする力をもっていたとされています。ペレと姉で水と海の女神ナマカ・オ・カハイは互いにいがみ合い続け、ペレは島から島へと逃げて、最終的にマウナ・ロア山に落ち着いたのです。ミステリーに包まれたペレの横顔のように、まるで海面に囁きながら蒸気をたてている様子=写真=が現れています。

豪州生まれのピーター・リック氏は独学で写真を学び、現在、世界で最も革新的な風景写真家の一人。ファインアート写真界のリーダーで、自然の明るい色彩と素晴らしい地形を捕えるパノラマ風景写真で世界的に知られています。鋭い感性は高い評価を受け、史上最多の受賞記録を更新中。米国に移った後、広範囲な旅を続け、彼の感性を呼び覚ますような風景写真を通して、大地の遺産を後世に継承し続けています。

今年6月には、ハワイ島コナにあるオープンエアの歩道と上品な雰囲気が特徴の人気ショッピングモール「ショップス・アット・マウナ・ラニ」内に10番目となるギャラリーをオープン。コナギャラリーは、ピーター・リック氏の素朴で洗練された「オージースタイル」を表現したユニークな造り。ハワイでは、ワイキキ、マウイ島ラハイナに続く、一番新しいギャラリーとなっています。