海外旅行満足度1位は? 国土交通省の意識調査
バリ島が1位、ドイツ、ハワイと続く
海外旅行の満足度調査でトップはインドネシア・バリ島、ハワイは3位。国土交通省が日本人旅行者の多い世界15カ国と地域を対象にしたアンケート調査を今年2月に実施した結果、ビーチリゾートの人気が高いことが25日までに明らかになりました。過去3年間に海外旅行経験がある3000人に意識調査し、期待度と満足度を100点満点で回答。その結果、旅行後の満足度では、バリ島やハワイというビーチリゾートの人気が高く、エステやマッサージのほか、ショッピングや地元の料理などに女性好みのものが多いことが好結果に反映しているようです。
「インドネシアは特に食やホテルへの期待が高く、満足度とのギャップも小さい」と調査した国土交通省。2005年10月に起きたバリ島・爆弾テロ事件以来、日本人観光客が一時、敬遠し、人気も落ちていましたが、相次いでテロ組織幹部が捕まり、バリ-名古屋・中部空港間の直行便が6月に再開されたことなども人気回復の理由とみています。
期待度と満足度の比較調査では、カナダとフィリピンは満足度がアップ。インドネシアや米国、豪州などもほぼ「期待通り」という評価でした。逆に、「期待外れ感」が最も強かったのはフランスと中国でした。期待度1位のフランスは満足度との差が大きかったようですが、同省では「期待度が高いフランスは、満足度も低いわけではない」と分析。また、中国はホテルへの不満度が高いのが特徴ということです。
1年を通して安定した気候で過ごしやすいうえ、日本語も通じやすく、日本食もあるので、小さな子供やお年寄り連れでも安心して旅を楽しめるハワイ。一度、ホノルル国際空港に降りると、帰り際には「また来てみたい」と思う方が過半数を占めるハワイ。アロハスピリットに代表される優しさが溢れる島を訪れてみませんか?