「キング・カメハメハ・デー」は今年も11日
今日6日から各島で関連イベントを開催
毎年6月11日は、1810年にハワイ全島を統一した「カメハメハ一世」の生誕と功績をたたえる「キング・カメハメハ・デー」で、ハワイ州の休日となります。今日6日から、オアフ島で「第92回キング・カメハメハ・セレブレーション」をはじめ、ハワイ各島でキング・カメハメハ・デーを祝うパレードやフラ・フェスティバルなど、様々なイベントが始まります。オアフ島を中心に、主なイベントをご紹介します。
カメハメハ一世は、1758年にハワイ島コハラで酋長アラパイの孫として誕生。アラパイの死後、酋長となったカメハメハは、92年にハワイ島を統一。当時、争いが絶えなかったハワイ諸島において、大砲などの先進的な武器を導入し、94年までにマウイ、モロカイ、ラナイ島を次々に手中に収めました。95年にはオアフ島に侵攻し、絶景と強風で知られる「ヌウアヌ・パリ」の戦いで圧勝。同年、マウイ島ラハイナに首都を置き、ハワイ王朝を樹立しました。その後、カウアイ、ニイハウの両島は戦うことなく支配し、ついに1810年にハワイ全島の統一を成し遂げたのです。
<第92回キング・カメハメハ・セレブレーション> 6日(金)、7日(土)
■カメハメハ大王像デコレーション・セレモニー
6日午後4時から、ホノルルのダウンタウンにあるカメハメハ大王像前で、長さ5m以上のレイをカメハメハ大王像にかけて祝います。30分前から、1836年に創設されたハワイ王室音楽隊「ロイヤル・ハワイアン・バンド」によるコンサートのほか、フラやハワイアンミュージックのエンターテイメントも行われます。
■フローラル・パレード
7日午前9時半に、イオラニ宮殿前からハワイのトロピカルな花々で飾られたフロート(山車)やハワイの伝統的な華やかな衣装やレイをつけたパウライダー(女性騎手)、鼓笛隊、ダンサーたちがワイキキまで練り歩きます。
■ホオラウレア
7日午前9時から、フローラル・パレードの終点となるカピオラニ公園で、ポリネシアの伝統文化や芸術、工芸品などを紹介するフェスティバルを実施。エンターテイメントやフードブースもあります。
<第35回キング・カメハメハ・フラ・コンペティション> 20日(金)、21日(土)
20日午後6時と21日午後1時から、ワード地区のニール・ブレイズデル・センターで、カメハメハ一世の功績をたたえる、オアフ島最大のフラ競技会を開催。地元ハワイのほか、日本、米本土のフラ・ハラウ(教室)も参加。カヒコ(古典フラ)とアウアナ(現代フラ)の両部門で技を競います。チケットは$8.50~$20(1日券)
◎キング・カメハメハ・セレブレーション
電話:(808) 586-0333
FAX: (808) 586-0335
E-mai:kkcc@hawaii.gov
ウエブサイト:http://hawaii.gov/dags/king_kamehameha_commission