5/1のレイ・デイ・セレブレーションで実施

ハワイで昨5月1日に催された「第81回レイ・デイ・セレブレーション」で、メーンイベントのギネスブックに挑戦する「世界で最も長い生花のレイ作り」が行われ、目標だった1マイルを56フィート超える約1.63km（5,336フィート）という世界最長のレイが見事完成！　式典に参加したムフィ・ハネマン・ホノルル市長と今年のレイ・クイーンに選ばれたポーレット・カハレプナさんが並んでステージに立ち、「世界で一番長いレイが作られ、それが皆さんの手から手に渡り、アロハの心で一つに繋がりました。ハワイで行われた、この歴史的瞬間をギネスブックに登録できると聞いて本当にうれしい」と、喜びを語りました。

会場となったワイキキの東端に接し、ダイヤモンドヘッドの麓に位置するオアフ島のクイーン・カピオラニ公園には昨日、地元ハワイの小学生たちをはじめ、アメリカ本土や日本からの観光客まで、多くの人たちがボランティアで参加。ホノルル市の公設楽団であるロイヤル・ハワイアン・バンドの演奏で、華やかにレイ作りがスタートしました。途中、ハワイアンミュージック界の大御所、マカハ・サンズらのライブ・コンサートやフラのパフォーマンスなどが会場を盛り上げるなど、大いに賑わいました。

ギネスブックに挑戦する「世界で最も長い生花のレイ作り」では、参加者たちが色とりどりの花々を繋いで作った多くのレイを丁寧に次々に継ぎ足して延長。ハワイアンミュージックに包まれながら、穏やかで笑い声が絶えない雰囲気の中、訪れた人たちの目も楽しませました。会場にはレイのほか、ハワイの特産品や食べ物を販売する多くの屋台もズラリと並び、たくさんの日本人観光客も参加して、地元ハワイの人たちと交流を深めていました。

この世界最長の生花によるレイ作りは、円形になっていることを確認するため、空からヘリコプターで撮影されるという大掛かりなものでした。地元テレビ局も取材に駆けつけた中、一輪車のような形をした長さを測る機器を用いて、計測。「最終の長さは5,336フィート！」という報告があると、多くの喝采と拍手の渦に包まれ、参加した誰もの表情に温かさと満足感が溢れる会場となっていました。