オアフ島のシンボル「ダイヤモンドヘッド」が修復、改善へ
完成は2010年2月の予定
ハワイ観光の代表的なスポットの一つで、オアフ島のシンボルとも言える「ダイヤモンドヘッド州立公園」のハイキング用のトレイルや施設などの修復、改善作業を、440万ドル(約4億5000万円)をかけて州政府が実施することになりました。計画では、2008年4月までにデザインが完成、2009年2月から作業が開始され、2010年2月には完成の予定。標高232mの頂上で見渡すパノラマは絶景で、ハワイの素晴らしい自然を感じられるハイキングコースでもあるので、今から楽しみですね!
登られた方も多いと思いますが、ダイヤモンドヘッドへの訪問者は毎日平均2100人が訪れています。年間にすると、実に約60万人以上。慣れた方ならビーチサンダル、Tシャツ&ショートパンツと言う軽装で気軽にハイキングが楽しめるレジャースポット。山頂から眺める絶景はハワイ旅行の思い出になること間違いなし。観光客だけでなく、地元の人たちにも愛されています。ところが、何度もトレイルのメンテナンス作業を行っているにも関わらず、ハイキング・トレイルは多くの利用者や風化など自然の影響による劣化が進んでいるそうです。
今回の修復、改善作業は、2005年からハワイ州が行っている69の州立公園をアップグレードするプロジェクトの一環。この工事により、ハイキング・トレイルに近い山腹と傾斜地の地盤強化、狭い通路の改良、劣化が見られるハイキング・トレイルの一部修復、山頂展望台部分の安全な階段と幅の広い通路、トンネル上部に位置する休憩場と山頂展望台をつなぐ環状トレイルの建設などの作業が行われる予定になっています。