ワイキキで日本人女性観光客を狙った犯罪が多発
ご注意ください! 日本の外務省が注意喚起を促す
ワイキキを中心に最近「日本人女性観光客を狙った窃盗、強姦などの犯罪」が8日までに、繰り返し発生していることが明らかになりました。ホノルル警察などによると、犯人と見られるのは紳士然とした中年の白人で、常習犯の可能性が高いようです。手口は、目を付けた日本人女性観光客に巧みに日本語で近寄り、ある程度親近感を与えたうえで犯行に及ぶ、という被害が相次いでいるそうです。 この犯人は、日本人女性観光客の場合は、ハワイで被害を受けても英語での会話に自信がないことや、手続きが面倒なことから警察に被害届を出さないことが多く、いわゆる「泣き寝入り」する傾向があることにつけ込む卑劣な犯罪で、常習化しているとのことです。
ホノルル警察や日本の外務省では、同様の犯罪に巻き込まれないために、日本語で親しそうに近寄ってくる者には十分警戒すること、不案内な場所での単独行動や過度に肌を露出した服装を避けるよう、呼びかけています。特に、治安が良い日本から来た日本人女性観光客の場合は、ハワイでは開放的になることが多く、そこへつけ込まれて被害者になるケースがみられるので、くれぐれも外国であることを忘れず、責任を持った行動をオススメします。 また、もし、同様の被害に遭ったり、少しでも疑問がある場合は、日本語を話せる警察官が常駐していることが多いワイキキ交番(ハイアット・リージェンシー・ワイキキ向かい側)やホノルル警察、または下記の在ホノルル日本国総領事館へためらわずに相談するよう求めています。
<ホノルル警察による犯人像及び犯罪の手口は次のとおり>
1(1)犯人は紳士然とした中年の米国人(白人)で、常習犯である可能性が高い。 (2)目を付けた日本人女性観光客に日本語で巧みに近寄り、ある程度心理的親近感を与えて、最終的に犯行に及ぶ。
2 これは日本人女性被害者が警察に対して被害届を出さず、「泣き寝入り」する傾向があることにつけ込んでの卑劣な犯罪。
3 このような犯罪に巻き込まれないために、以下の点に注意してください。 (1)親しげに近寄ってくる者には、十分警戒する。 (2)地理的に不案内な場所では、単独行動を避ける。 (3)過度に肌を露出した服装は避ける。
4 万が一、このような犯罪に巻き込まれた場合または巻き込まれそうになった場合には、躊躇することなくホノルル警察や在ホノルル日本国総領事館に相談してください。
◎外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902 外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp
◎在ホノルル日本国総領事館
電話:1-(808)-543-3111(代表)