ハワイロード

サモアの伝統を斬新に取り入れたファッションブランド「メナ」

カパフル通りのオシャレなブティック「ソレイユ」で販売開始

ワイキキの東端を南北に走るカパフル通りのオシャレなブティック「ソレイユ」がこのほど、新たにサモアの人たちの伝統やポリネシアンな要素を斬新に取り入れ、現代風にアレンジしたとてもオシャレなブランド「メナ」ラインの販売を始めました。現在、ニュージーランド・オークランド、英国・ロンドン在住でサモア系の4人姉妹、アグネス、ジャッキー、ジーナ、シャーレネによって生み出された「メナ」。彼女たちが作り上げる商品は、ファッションに留まらず、サモアの人たちのプライドや美しい文化を象徴しているようです。

4姉妹の出身地、サモアで2002年に誕生した「メナ」。10代の頃から、母親の影響で洋服をデザインし、作るのが好きだった彼女たち。特徴は、一つひとつの洋服の裁断、縫製、色付けにいたるまで、すべてが手作業。ニュージーランドではすでに人気を集めているブランドですが、今回のハワイデビューはポリネシア文化の影響を受けている地域に「メナ」を広げるという目標の一環。まもなく、タヒチでも同ブランドの購入が可能になるそうです。

「メナ」は昨年9月、ニュージーランドで行われたファッションウィークに登場し、メディアから高い評価を得ました。また、「メナ」の火付け役となったのは、2006年のホノルル国際映画祭で上映された「サモアン・ウエディング」という映画。ラストシーンでは、「メナ」オリジナルのウエディングドレスを主人公が着用し、一躍脚光を浴びました。やはり、ハワイとは縁があるブランドのようですね。

ハワイ初の「メナ」ラインを店頭に並べるのは、ポリネシアンテイストの効いたブランドを数多く取り扱うオシャレなローカルの間で人気の「ソレイユ」。同店では、ポリネシアテイストと現代ファッションを融合したスタイルのブランドを数多く取り扱っています。地元ハワイのデザイナーだけでなく、ロサンゼルス、ニューヨーク、タヒチ、サモアなどの個性あふれるデザイナーの商品も取り寄せているほか、アクセサリーなども充実。少なくとも、2週間に1回のペースで、新アイテムがお店に並ぶそうなので、一味違ったオシャレを楽しみたい方は是非、足を運んでみてくださいね。

◎ソレイユ

住所:909 Kapahulu Ave. #7, Honolulu, HI 96816
営業時間:9:00~19:00(月~金)、10:00~17:00(土)
電話番号:(808) 735-5360
ホームページ:http://www.soleil808.com