サッカー国際クラブ選手権「パンパシフィック・チャンピオンシップ」を初開催
環太平洋のトップクラブチームを決めるサッカー国際クラブ選手権「パンパシフィック・チャンピオンシップ」が2008年2月、アロハスタジアムで初開催されることになりました。米国メジャーリーグサッカー(MLS)、Jリーグ(日本)、現代Aリーグ(豪州)の3リーグから強豪4チームがトーナメント方式で出場。サッカーの貴公子ベッカムや2007年ヤマザキナビスコカップ優勝のガンバ大阪も参戦します。開催元年となる今回はハワイ時間20日(水)にロサンゼルス・ギャラクシーとガンバ大阪の準決勝第1試合で開幕し、ヒューストン・ダイナモと豪州の現代Aリーグ代表チームが第2試合。23日(土)は3位決定戦の後、準決勝の勝者同士が初代チャンピオンの座を争います。
画期的な連携のもとに新設された同チャンピオンシップだけに、今回の参加チームから話題の選手をピックアップしてみると、2007年スーパーリーガ準優勝ロサンゼルス・ギャラクシー所属で英国のスーパープレーヤー、デビッド・ベッカム、米国ナショナルチームの中心、ランドン・ドノバンらの活躍に期待。ガンバ大阪からは19歳にしてナビスコ杯でMVPを獲得したDF安田理大やスタープレーヤーのMF遠藤保仁らが出場を予定。MLSカップ2連覇中のヒューストン・ダイナモでは地元ハワイ出身のブライアン・チンに注目が集まっている。豪州からは来年2月に行われる現代Aリーグ・ファイナルシリーズ(Aリーグ)の代表チームがエントリーしています。
環太平洋のど真ん中に位置するハワイが会場に選ばれたのは、地理的に同エリアの王者を決めるのに最適な場所で、ハワイの人たちの温かいサポートや、これまでに幾つかの国際的なスポーツイベントで成功を収めているハワイだからこそ、ということです。
サッカー国際クラブ選手権の発足にあたり、Jリーグの鬼武健二チェアマンは、「2007年Jリーグヤマザキナビスコカップの勝者であるガンバ大阪がMLSやAリーグの強豪チームと対戦できることを嬉しく思う。パンパシフィック・チャンピオンシップをきっかけに、環太平洋地域のサッカー界の交流がもっと進んでいくことを心から願っている」とコメントしています。
チケットはまもなく販売が始まるので、詳しくはオフィシャルサイトを参照してください。ベッカムのファンやガンバ大阪のサポーターなら見逃せませんね!
◎パンパシフィック・チャンピオンシップ
開催日:ハワイ時間2008年2月20日(水)、23日(土)
会場:アロハスタジアム (99-500 Salt Lake Boulevard, Honolulu, HI 96818)
試合スケジュール:
▽20日18:00 ガンバ大阪 vs ロサンゼルス・ギャラクシー、20:30 ヒューストン・ダイナモ vs 現代Aリーグ代表チーム
▽23日18:00 3位決定戦、20:30 決勝戦
ホームページ:http://jp.ppchampionship.net
Photo:Courtesy of Soccer United Marketing (SUM)