7月4日の正式創刊を前に無料配布中
約150年の歴史を誇るハワイ最大の日刊紙「ホノルルアドバタイザー」からこのほど、週刊の日本語版が誕生しました。「ハワイはもちろん、米国のニュースを日本語で分かりやすく伝える」がコンセプト。今、ハワイで何が起きているのか、 今後のハワイはどうなるのか、 解決しなければならない課題は何か、米国は今どんな問題を抱えているのかなど、政治、経済、社会、スポーツ、暮らしなど、ハワイ在住者や日本人観光客が知らなくてはならないことや知っておくと便利なことを1週間分まとめて掲載され、毎週水曜日に発売(一部$2)されます。
この日本語版は、ハワイ関連の雑誌などを発行しているエイ出版(本社、東京)側からの提案に対し、業務拡張を考えていたホノルルアドバタイザー社の思惑と一致したことからトントン拍子に話が進み、実現。ニュースのコンテンツは毎日発行されているホノルルアドバタイザー紙の1週間分の中から、エイ出版のハワイ在住スタッフがハワイ関連の主なニュースを中心にチョイスし、日本語に翻訳。デザインやレイアウトは手慣れた東京のエイ出版側で行い、最終的にオアフ島にあるホノルルアドバタイザー社の最新式オフセット印刷で完成するので、見た目にもカラー印刷のキレイな仕上がりとなっています。
今年7月4日(水)に予定されている正式創刊を前に、現在はテスト版の段階。第1号となる5月16日(水)から4週にわたって、ワイキキ内のコンドミニアムやシェラトン・ワイキキホテルのほか、アラモアナ・センター内の白木屋、ドン・キホーテ各店(旧ダイエー)などオアフ島内で無料配布中です。主なニュースを拾ってみると、「ワイキキにクラゲの大群が発生」した話題から、「ハワイ経済はまだ上向きな」など、硬軟織り交ぜた幅広い内容となっています。全8頁で、公称3万部。創刊時には全12頁を目指し、ホノルルアドバタイザーの購読者の中から希望する読者や各大学などにも配布される計画になっています。
エイ出版の角(すみ)取締役は「今後は読者のニーズを掘り起こし、ハワイ全島や日本でも読んでいただけるようにしたいと考えています。将来的にはハワイ在住スタッフが取材、執筆することも視野に入れて、さらに良い新聞を目指したい」と話しています。同日本語版では、読後の感想や希望する記事などの意見を求めたり、創刊後の宅配購読の受け付けも行っているので、詳しくは下記のウエブサイトを参照してください。
◎週刊ホノルルアドバタイザー日本語版
発行:ホノルルアドバタイザー、エイ出版ほか
創刊:2007年7月4日予定
販売価格:1部$2
部数:公称2万1000部
電話:(808)780-5163
ホームページ:http://www.honoluluadvertiser.com