ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ビーチ・リゾート&スパの再開発が本格化
大規模なアップグレードを支える2大プロジェクト
ハワイのあらゆる魅力が凝縮されたリゾート「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ビーチ・リゾート&スパ」で、ホテル全体の再開発プロジェクトを中心とする2つの主要なプロジェクトが進められています。「デューク・カハナモク・ラグーンの再開発」とヒルトン・グランド・バケーション・クラブのタイムシェア専用タワー「グランド・ワイキキアンの新築」。また、タパ・タワーの客室の改修も行われているので、それぞれ楽しみです!
■デューク・カハナモク・ラグーンの再開発
レインボー・タワーの直近にあるデューク・カハナモク・ラグーンの再開発では、水質改善や周辺の開発も行われます。水深約75mの海中から海水を汲みだすポンプを導入し、1日5回、綺麗で新鮮な海水を注入。ラグーンの深さは現在の約3.6mから約1.5mに変更。今年末に完成予定で、ラグーンの周りを取り囲む遊歩道のほか、滝を設置。85本の椰子の木とハワイの花木を植えるなど、目を見張るような景観に生まれ変わり、ワイキキの新たな人気スポットになると見込まれています。同計画には隣接するホテルの人気屋外スペース、グレート・ローンの改修も含まれ、グループ・イベントなどに活用できる魅力的でゆったりとしたスペースとなる予定です。
■グランド・ワイキキアンの新築
ラグーンの再開発と並行し、ヒルトン・グランド・バケーション・クラブが2006年6月に、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジに隣接する「グランド・ワイキキアン」プロジェクトを着工。1ベッドルームと2ベッドルームの計331室ユニット、38階建ての「グランド・ワイキキアン」は2009年前半に竣工予定。ワイキキ最大で最も豪華なタイムシェアとなります。ショッピング・アーケードやビーチサイド・レストランに加え、3つの滑り台とファミリーで楽しめる「流れるプール」を含む豪華なプールの建設も予定されています。
■タパ・タワーの客室改修
35階建てのタパ・タワーでは、19階から35階の上層階にある客室改修工事を今年も継続して実施。3階から18階の改修は昨年完了し、グリーン、ゴールドに濃いオレンジを基調としたシックなイメージの中にも温かみのある色合いになっています。人間工学に基づいて作られた椅子や特注の鏡を含め、家具はすべて一新。カウンター・バーが入口付近に配置され、入口とバスルームには既存の御影石の化粧台に合わせた陶器のタイルが敷き詰められました。廊下は床と天井と壁の縁取り部分の飾りを一新。ビショップ博物館が発注したものと同じハワイアンキルトのデザインを取り入れたそうです。
ちなみに、アリイ・タワー、ダイヤモンドヘッド・タワー、レインボー・タワーの客室改修は昨年終了。アリイ・タワーはさわやかなハワイらしいブルーで統一、ダイヤモンドヘッド・タワーは赤をアクセントにしたトロピカル・シック、ダイヤモンドヘッド・タワーは最新の照明を取り入れて空間に広がりをみせる工夫が施されました。
◎ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ビーチ・リゾート&スパ
住所:2005 Kalia Rd. Honolulu, HI 96815
電話:(808) 949-4321
ホームページ:www.hiltonhawaiianvillage.jp