ザ・ロイヤル・ハワイアン創立80周年記念「マトソン・アート展示会」
サイン会や無料のヒストリカル・ホテルツアー開催
「太平洋のピンク・パレス」の愛称で知られるザ・ロイヤル・ハワイアンは2月1日(木)、創立80周年を迎えることを記念して、マトソン・ナビゲーション社が所有するアートコレクションを4月30日(月)まで展示します。1930年代から60年代に活躍したアーティスト、ユージーン・サヴェージ、ジョン・ケリー、フランク・マッキントッシュ、ルイース・マクラードなどの作品をズラリ展示。当日は「ホノルルまでの5日間~マトソン蒸気船クルーズ」の作家、リン・ブロッカーのサイン会や無料のヒストリカル・ホテルツアーが2時間おきに実施され、午後5時半にはハワイアン・ブレッシングも行なわれます。
展示作品は、初めてマトソン社がフランク・マッキントッシュのオイル・ペインティングのオリジナル作品をジークレイという高品質の技法を使ってプリントしたもの。この技法を用いた絵は耐久性に優れ、保存性は100年から200年とも言われているそうです。「古代ハワイアンが国と王を称える宴」という作品は、マトソン・ラインのラーリン号のメニュー表紙カバーを飾りました。この技法でプリントされた作品はザ・ロイヤル・ハワイアン内ギャラリー、ラウ・チャンで購入することが可能です。
当日はまた、ザ・ロイヤル・ハワイアンがオープンした日に生まれ、40年代にザ・ロイヤル・ハワイアンでフラダンサーとして踊っていたクムフラ、ミナバ・パングもゲスト参加。誕生日が同じという彼女はもちろんザ・ロイヤル・ハワイアンが大好きで、毎年バースデーを同ホテルで祝っているそうです。
1927年2月1日、マトソン社が所有する豪華客船の乗客宿泊施設として、ワイキキ・ビーチに華やかにオープンしたザ・ロイヤル・ハワイアン。ワイキキの中心に位置する約48600m²の敷地にあり、ビーチに面した贅沢なロケーションが自慢。その優雅な佇まいは創業当時から世界のVIPに愛され、今日まで受け継がれています。ピンクのサンゴ色に彩られたムーア調のユニークなデザインはワイキキのホテル群の中でも際立った存在で、王家のヤシ園とクィーン・カアフマヌのサマー・ホームの跡地に建つ本館は、ヨーロッパ王宮を思わせる豪華で歴史を感じさせる優雅な建物で知られています。
◎ザ・ロイヤル・ハワイアン
住所:2259 Kalakaua Ave., Honolulu, HI96815
電話:(808) 923-7311
ホームページ:jp.royal-hawaiian.com