深夜発でも有効に時間を使えるため利用者は多い
羽田空港の深夜早朝チャーター便なら「ハワイ!」。都心に近くて便利な空港と見直し論が起きている「羽田空港」の深夜早朝時間帯の国際チャーター便利用者を対象に実施されたアンケートで、希望する就航先では「ハワイ」が59%でトップだったことが明らかになりました。深夜発でも有効に時間を使えるため、羽田空港を利用する人が多いことも今回の調査で分かっています。
就航を希望する都市はハワイの59%が抜きん出ているほか、パリ27%、グアム24%、ソウル24%、ロサンゼルス23%と、ニーズが広範囲であることも特徴となっています。
チャーター便の利用目的は、「時間が有効に使える」ことのほか、「アクセスが容易」が34.5%、「目的地までの直行便がある」が27.7%、「出発したい日に便があった」が24.2%などとなっています。なお、利用者の16.8%は勤務先から直接、羽田空港まで来ており、自宅に帰らず仕事帰りに旅行するスタイルも定着してきていることも浮き彫りになっています。
この調査は平成21年に計画されている羽田空港の国際化・再拡張を前に、望ましい空港のあり方を探るために実施されたアンケートで、今年の夏に7月から2ヵ月間にわたり、午後11時から翌朝6時までの利用者を対象に実施。利用者の住所は東京約45%、神奈川約22%、埼玉約13%、千葉約7%の順で。地域的に関東地方だけで約92%を占めていました。