ハネムーンの旅行先はハワイが9年連続トップ

「今年もハワイが1位！」。海外ウエディングとハネムーンの調査で、今年もハワイ人気がダントツのトップであることが25日分かりました。日本の大手旅行社が毎年この時期に実施している「海外ウエディング＆ハネムーンレポート」によれば、海外ウエディングの人気方面はハワイが1位、2位はグアム、3位が豪州で、ハネムーンでも旅行先のトップは9年連続でハワイが人気ナンバーワン、2位がオセアニア、3位が欧州と、昨年とほぼ同じ動向でした。豊かな自然環境に恵まれ、過ごしやすい温暖な気候で、治安もよく日本語も通じやすい「ハワイ」人気が依然として高いことが明らかになっています。

海外ウエディングでは、ハワイの人気は全国的に強い傾向になっています。東日本は50％、西日本は54％で、どちらかというとグアムの人気が高い中部でもハワイ便が増えて便利になったことで46％。全国平均では52％と過半数を上回っています。また、全国的にみると、グアムは29％、次いでオセアニアが11％でした。

ハネムーン先は、人数ベースの販売シェアでハワイが34％、オセアニアが22％、欧州が19％、グアムが10％、米国が8％、アジアが7％の順でした。日数は、10年前の調査で9日から10日が約3割を占めていましたが、今年は7日から8日が最も多く、やや短期間になる傾向。費用は1組あたり3％増の約50万円で、燃油サーチャージや地上費などの上昇もあり、チープ型とゴージャス型に分かれる二極化の動きもみられます。

今回のデータに関し、ハワイウエディングの関係者は「ハワイは言葉や治安の問題がないうえ、ビーチリゾートやショッピングを楽しめ、日本食を含めたグルメも充実しているので、安心できる海外として高い支持を得ているのでしょう。最近では、特にホノルルからわずか30分程度で気軽に行けるマウイ島やハワイ島などネイバーでの挙式を望まれるカップルが増えています」と、話しています。