来年8月15日に真珠湾で長岡市の花火
■終戦70年目の節目に恒久平和への祈り込め■
70年目の終戦記念日の節目となる2015年8月15日、ホノルルのパールハーバー(真珠湾)で、日本と米国の戦没者を慰霊し、恒久平和への祈りを込めて、新潟・長岡市の花火「白菊」など3発がハワイの夜空を彩ることになった。
長岡市は、真珠湾攻撃を指揮した山本五十六・連合艦隊司令長官の出身地でハワイとの縁も深いことから、2012年にホノルル市と姉妹都市を締結。同年2月から毎年、日本などアジア・太平洋地域とハワイの文化交流を目的とする「ホノルル・フェスティバル」のクライマックスで、新潟・長岡の花火がハワイで打ち上げられている。
来年の8月15日にパールハーバーの夜空を焦がす「白菊」は、昭和20(1945)年に長岡空襲が始まった8月1日午後10時30分に慰霊のために打ち上げられる白一色の尺玉。パールハーバーでは16日にも、白菊に加え、2004年の新潟県中越地震の復興を祈願する「フェニックス花火」など約2000発が打ち上げられる計画になっている。
長岡市の花火大会は、明治時代が起源。戦争による中断を経て、長岡空襲犠牲者の慰霊として1947年に再開され、現在では毎年8月1日に前夜祭として午後10時30分に慰霊の花火が上がり、翌2、3の両日に大花火大会が行われている。
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