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ハワイアン航空が福岡便就航へ


■来年4月から毎日、福岡-ホノルル直行便■

羽田、関空便に続き、「ハワイアン航空」は13日、日本で3番目の拠点となる福岡空港への乗り入れを来年4月16日行うこと決めた。国土交通省の認可を得て、「福岡-ホノルル」直行便を毎日(週7便)就航する。昨年11月の羽田、今年1月のソウル、同7月の関空に続く、アジアで4番目の定期便となる。航空券の発売開始は、下記日本語公式ウェブサイトで発表の予定。

ホノルルと姉妹都市である福岡の空港が加わることで、日本-ハワイ便に年間約10万席が新たに追加されることになる。また、福岡がアジア地域に近接していることから、韓国や中国などからの旅行者に加え、九州新幹線の開通で福岡以外の都市からもハワイ旅行者が増えるのではないか、と見込まれている。なお、福岡-ホノルル線は先ごろ、デルタ航空が12月28日から、ピーク期を中心とした季節運航を公表。同路線は2005年の日本航空が運休後、定期便が運航していなかった。

運航機材は当初、座席数264のボーイング767‐300ER型機を使用する計画で、総座席数294席の大型エアバスA330-200型機の導入を予定。同航空は、今年10月に5機目、2012年にも4機導入する計画だ。また、来年の路線拡大に備え、400以上のポジションを増設し、既に雇用を開始した。今後半年間でホノルルを拠点にパイロットを56人、フライトアテンダントを275人、空港顧客対応スタッフを38人、メンテナンススタッフを40人、追加で雇用する見通しだ。

創設82年の歴史を持つ同航空のマーク・ダンカリー社長兼CEOは、「当社の羽田と大阪便の需要は非常に堅調。福岡の関係者から同様のニーズもあり、就航することになりました。この新しい福岡便によって、日本の新しい地域においてもハワイが身近になり、ハワイの観光事業の発展にも大きく寄与することになると思う」と抱負を語っている。

同航空ではアジア戦略を強化しており、2012年には福岡線のほかにも路線拡大を計画している。

■福岡-ホノルル便スケジュール

2012年4月16日(17日着)
◇HA453便 ホノルル発01:20 p.m. / 福岡着 6:40 p.m.(翌日着)
◇HA454便 福岡発9:00p.m. / ホノルル着 10:00a.m.(同日着)
日本語公式HP:www.HawaiianAirlines.co.jp

 

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