米国(ハワイ、一部グアム・サイパン含む)へ出発する利用者対象

米国国土安全保安省は３月20日以降、すでにお伝えしたように、電子渡航認証システム（ESTA）を取得していない搭乗客を乗せた航空会社から、罰金を徴収することを決めた。対象となるのは、米国(ハワイ、一部グアム・サイパン含む)に出発する利用者が「ESTA」登録をせずに搭乗した場合。今後、航空会社の厳密なESTA登録チェックが行われる見込みのため、登録がない場合は搭乗拒否などの対応も予想される。

グアム、サイパンへ渡航する場合は、46日以上90日以内現地に滞在し、米国の無査証（ビザなし）入国制度を利用する搭乗客に限り、ESTA登録が必要となる。なお、外国籍の利用者は、入国条件などが上記と異なる場合もあるので、事前に確認が必要となる。

罰金額は不明だが、ESTAが米国にとって重要なセキュリティ・プログラムであることから、今後、米国へ出発される場合は十分な注意が必要で、出発前には必ずESTAの登録を確実に行ったかどうかの確認が望まれる。

なお、2011年以降、ESTAは有料化(10ドル)される計画になっている。

◎ESTA（電子渡航認証システム）オンライン申請

オフィシャルHP：https://esta.cbp.dhs.gov/esta/esta.html
申請ガイド：http://tokyo.usembassy.gov/pdfs/wwwf-esta2008j.pdf
在日米国大使館：http://japan.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-esta2008.html
Q＆A：http://tokyo.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-estageneralfaq.html