ハワイロード

ワイアルア高校ロボティクスチームのために一万ドルの寄付が集まる

去る5月11日、ワヒアワのドールプランテーションで行なわれた『第10回ドールプラン
テーション・ベネフィットルアウ・フォー・ザ・ワイアルアハイスクール・ロボティクスチーム』において、ワイアルア高校の教師で長年に渡りロボティクスチームの主任を務めるグレン・リー(以下、リー)に、イベント収益金の1万ドルが手渡されました。ドールプランテーションでは2008年以来、高校レベルではハワイ初となるロボット工学プログラム『ワイアルアハイスクール・ロボティクスチーム』の遠征費用支援のためのルアウイベントを行なっており、第1回目のルアウから数えると、これまでに総額10 万ドルを寄付しています。

ワイアルア高校ロボティクスチームの生徒達は毎年、米本土や日本、オーストラリア、中国など、世界各地で開催される世界的なロボットコンペティションに参加。2011年のFIRST* ロボティクス・コンペティションでは、最優秀賞である“ホール・オブ・フェイム”チェアマンズ・アワードを受賞している。今年4月にミズーリ州セントルイスで開催されたFIRST チャンピオンシップでは、化学・数学・クリエイティブデザインの分野に置いて優秀な指導力を発揮した教師や指導者に贈られる『ウーディー・フラワーズ賞』を、チーム主任であるリーが受賞しました。

ドールプランテーションで開催された遠征費用支援のルアウには、ギル・リヴィエル上院議員をはじめ、ローレン・マツモト州議会議員、マーカス・オオシロ州議会議員、コールドウェル市長の代理としてアーニー・マーティン市議会議員とロリ・クニオカ市議会議員が参加。ワイアルア中学・高校からは、クリスティン・アレキサンダー校長、ライアン・イシモト副校長、ニール・オカモト副校長が参加し、ワイアルア高校ロボティクスチームの生徒達を祝福しました。

ワイアルアハイスクール・ロボティクスチームはドールプランテーション以外にも、多くの地元団体や企業から支援を受けています。

協賛(敬称略):

ドールプランテーション、ドールフードカンパニー、アルファ工業、アンドラーダ・ファミリー、コカコーラ・ボトリング、ダックカンパニー、エノア・コーポレーション、ゴーン・トロポ・デザイングループ、 H&W フードサービス、ハマーヘッド・スピアガンズ、ハワイエアカーゴ、ハワイアンキング・キャンディーズ、ヒラヤマ-マツモトファミリー、リネット・ヒロタ、JTMフードグループ、ジョセフK&カンパニー、カイメディア&マーケティング、ラーニングトレイン、リアロハ、ショーン・ルナスコ、ウィリアム・マーティン、メルヴィン・マツナガ、マウイダイバーズ・オブ・ハワイ、テッド・ナカムラ、オオイシファミリー、フォトジェニック、プランテーションクリスタル、タカノ・ナカムラ・ランドスケーピング、ランディ・ウッド夫妻。

「ドールプランテーションのルアウは我がチームにとって、とても大切なコミュニティイベントなのです」と語るリー。「ドールプランテーションで開催される遠征費用支援イベントも、今年で10年目を数えます。VEX やFRC に参加する世界中のロボティクスプログラム2万5千組以上の中でも、ワイアルア高校のロボティクスチームは地域や地元のサポートが凄いということで評判です。皆さんの温かな支援のおかげで、ロボティクスチームの生徒達が世界の舞台で科学やテクノロジー、エンジニアリング、数学系の体験を積むことができるのです」

「ワイアルア高校ロボット工学科にとって、優勝は素晴らしいチームワーク、努力、責任感の副産物と言えるでしょう」と語るのは、ドールプランテーションのオペレーションディレクター、マイク・ムーン。「ワイアルア高校ロボット工学科は、理工系を希望するハワイの子供たちの未来に繋がっているのです」ルアウ当日は、おいしいハワイアンフードの食事の他、サイレントオークションや数々の音楽賞に輝く
ミュージシャン、ブラザー・ノーランドのパフォーマンス、ワイアルアチームによるロボットテクノロジーのデモンストレーションなどが行なわれました。

オアフ島ノースショアへ向かう途中にあるローカルタウン“ワヒアワ”の外れにあるドールプランテーション。

住所は、64-1550 Kamehameha Highway。営業時間は、毎日午前9時半〜午後5時半。

ドールプランテーションでは、有名なドールホィップ® などに加え、世界最大の迷路としてギネスブックに公認されたパイナップル・ガーデン迷路、プランテーション・ガーデンツアー、パイナップル・エクスプレス・トレインツアーなど、ツーリストもローカルも楽しめる“パイナップル体験”が充実している。詳細は、ドール・プランテーションのウェブサイトwww.dole-plantation.comまで。